暗い部屋の中で目覚めて、ふと、思った。
いつからだろう、豆電球を点けなくても眠れるようになったのは。
母親がいつの間にか躾けたかな?
と、寝ぼけ眼で考えて気付いた。
田舎はこんなに明るくない。
電気を消すと真っ暗闇。
角地にある現在の我が家は、電気を消しても、ぼんやり明るくて、壁に掛けてある時計の針が見える。
小さい頃のおばあちゃん家の暗闇の深さったらなかった。
天井が見えなかったもの。
やっぱり今も豆電球が必要かもしれない…
豆電球から、おばあちゃん家の重たい真綿布団を思い出した。
懐かしいなあ。
